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インピーダンス値と線幅の関係性
プリント基板におけるインピーダンス整合の要素の一つとしてパターンの線幅が挙げられます。
今回は表層のマイクロストリップライン(レジスト無し)で層間距離0.1mm、基材誘電率4.0、
銅箔厚35μを条件としてパターンの線幅の増減によってインピーダンス値がどのように変化
するのかを見ていきたいと思います。
線幅0.1mmですと67Ω程度の結果ですが、ここから線幅を太らせていくことにより
インピーダンス値が下がることが下のグラフから読み取れます。(縦軸がΩ数、横軸が線幅)
以上から
線幅が太くなるとインピーダンス値は下がり、
線幅が細くなるとインピーダンス値が上がる
ということがわかります。
なお、今回の条件で一般的によくあるZ0=50Ωを実現しようとする場合は、線幅0.18mmという結果になりました。
当社ではお客様のご要求の内容に応じたインピーダンスシミュレーション結果を迅速にご回答・ご提案が可能です。
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