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2022/07/08 技術情報

インピーダンス値と線幅の関係性


プリント基板におけるインピーダンス整合の要素の一つとしてパターンの線幅が挙げられます。

今回は表層のマイクロストリップライン(レジスト無し)で層間距離0.1mm、基材誘電率4.0、
銅箔厚35μを条件としてパターンの線幅の増減によってインピーダンス値がどのように変化
するのかを見ていきたいと思います。



線幅0.1mmですと67Ω程度の結果ですが、ここから線幅を太らせていくことにより
インピーダンス値が下がることが下のグラフから読み取れます。(縦軸がΩ数、横軸が線幅)





以上から
線幅が太くなるとインピーダンス値は下がり
線幅が細くなるとインピーダンス値が上がる
ということがわかります。

なお、今回の条件で一般的によくあるZ0=50Ωを実現しようとする場合は、線幅0.18mmという結果になりました。





当社ではお客様のご要求の内容に応じたインピーダンスシミュレーション結果を迅速にご回答・ご提案が可能です。

お問合せが御座いましたら、ぜひ松和産業まで。


 

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