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2022/10/17 技術情報

差動インピーダンスにおけるインピーダンス値と差動ギャップの関係性

本社勤務関西営業チームのNです。

昨今高速通信化に伴いインピーダンスが絡むお引き合いを
多数いただいております。


プリント基板における差動インピーダンス整合の要素の一つとして
差動パターン同士のギャップがあります。

今回は表層の差動インピーダンスライン(レジスト無し)で
線幅0.15mm、層間距離0.1mm、基材誘電率4.0、銅箔厚35μを条件として
差動ギャップの増減によって差動インピーダンス値がどのように
変化するのかを見ていきたいとおもいます。



ギャップ0.15mmですと98Ω程度の結果ですが、ここからギャップが
変動した場合のインピーダンス値を下のグラフで表しました。
(縦軸がΩ数、横軸がギャップ)



以上から
ギャップが広くなるとインピーダンス値は上がり、
ギャップが狭くなるとインピーダンス値が下がる
ということが読み取れます。


インピーダンスコントロール基板に対するお問合せが御座いましたら、
ぜひ松和産業までご連絡ください。

 

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